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2026.03.20

春分の日に言えた弱音

こころ

今日は春分の日

 

「春分の日」とは、昼と夜の長さがほぼ同じになる日。

太陽は真東から昇り、真西へと沈みます。

1年の中でも、
どこか“ちょうどいい
”バランスを感じられる
特別な日です。

この日は、日本では
「自然をたたえ、生き物をいつくしむ日」とされています。

長い冬を越えて、少しずつ
あたたかくなり、
草木が芽吹き、
命が動き出す季節。

そんな自然の営みに、
そっと感謝を向ける日でも
あります。

そして、春分の日の前後は「お彼岸」

この世(此岸)と、
あの世(彼岸)が
最も近づく時期とされ、
ご先祖さまに手を
合わせる習慣があります。

忙しい日々の中で、
普段はなかなか意識できない「つながり」を思い出す時間。

それもまた、
大切なひとときです。

あれは、10数年前の春
分の日のことです。

仕事も、家庭も、介護も
精一杯がんばっているのに、
なぜかうまくいかない日が
続いていました。

「なんで私ばっかり…」

そんな言葉が、心の中で
何度も何度も繰り返されていました。

その朝、ふと思い立って、
お墓参りに行きました。

手を合わせながらも、
感謝より先に、こぼれてきたのは弱音でした。

「しんどいわ…」

声には出していなかったかもしれません。

でも、確かに私は、
そうつぶやいていました。

そのとき、ふと顔を上げると、やわらかな光が差し込んできました。

気づけば、風もやさしく、
空は静かに広がっていました。

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我が家のお墓は感謝のお墓

その瞬間、心の中に浮かんできた言葉があります。

「いい時も、悪い時も、
どっちもあっていいんやな…」

張りつめていたものが、
すっとほどけていくような感覚でした。

帰り道、少しだけ肩の力が抜けて、久しぶりに深く息が
できたのを覚えています。

春分の日は、昼と夜が同じになる日。

それはまるで、
私たちの心のよう。

うれしい日もあれば、
しんどい日もある。

前を向ける日もあれば、
立ち止まる日もある。

でも、そのどちらも
あっていい。

どちらもあって、
今の自分がある。

光だけでも、
闇だけでもなく、
その両方があるからこそ、
バランスがとれていく。

春分の日は、
そんな“心の真ん中”に戻る
きっかけの日。

もし少しだけ時間があれば、
空を見上げたり、手を合わせたり、深呼吸してみてください。

あの日の私のように、
またやさしく一歩を踏み出せるかもしれません。

あの時の私は、
「しんどい」と言える場所を見つけたことで、
また前を向く力を
もらいました。

だから今、私は思うのです。

しんどいときに、
しんどいと言える場所が
あること。

その一言を、受け止めてもらえる誰かがいること。

それだけで、人はまた
歩き出せるのだと。

だからこそ私は、
そんな「安心して気持ちを
話せる場所」を
ひとつでも多く
届けていきたいと
思っています。

春分の日

どんな一日を過ごしますか?

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今日も私の小さな言葉が、誰かの小さなお守りになりますように

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