ブログ・皆様からのご感想

2026.03.19

高く跳ぶためには、しゃがむこと

こころ

ジャンプするとき、
人は必ず一度しゃがみます。

ぐっと膝を曲げて、
体を低くして、
地面に近づく。

その姿は、
まるで下がっているように見えるけれど、
本当は高く跳ぶための準備です。

子どもの頃、
公園で何度もジャンプの練習をしたことがあります。

最初はただその場で跳ぼうとして、
思ったほど高く跳べなくて。

でも、誰かに言われたんです。
「ちゃんとしゃがんでから跳んでみて」って。

半信半疑で、
一度ぐっとしゃがんでみる。

すると、不思議なくらい
体がふわっと軽くなって、
さっきよりもずっと高く跳べた。

そのとき、
なんとなく感じたんです。

「下がることって、悪いことじゃないんだな」って。

そのままの姿勢では、
人は高く跳ぶことができません。

一度しゃがみ、
力をためるからこそ、
人は大きく跳び上がることができるのです。

人生も、
きっと同じなのだと思います。

うまくいかない時。
立ち止まる時。
前に進めない時。

むしろ、
後ろに下がっているように
感じてしまう時もあります。

周りは進んでいるのに、
自分だけが取り残されているような、
そんな焦りに飲み込まれることもあります。

そんな時、
私たちはつい思ってしまいます。

「どうして前に進めないんだろう」
「どうしてこんなことになったんだろう」

でも、
後になって振り返ると、
気づくことがあります。

あの時間があったからこそ、
見えた景色があるということに。

あのとき立ち止まったからこそ、
出会えた人がいて、
気づけた自分がいて、
選び直せた道があった。

苦しかった時間。
泣いた時間。
立ち止まった時間。

それは決して、
無駄な時間ではありませんでした。

むしろ、
その時間があったからこそ、
次の一歩を踏み出す力が
自分の中に生まれていたのだと思います。

私の人生も、
何度も深くしゃがみ込みました。

もう立てないかもしれないと
思ったこともありました。

誰にも見えないところで、
何度も膝をついて、
うまくいかない現実に
押しつぶされそうになったこともありました。

でも、今思うのです。
あんなにも深くしゃがんだからこそ、
また立ち上がる力が
自分の中に生まれていたのだと。

そして気づきました。

ジャンプは、一度きりじゃない。

何度でも、
しゃがんで、
何度でも、
跳び直すことができるのだと。

人は、
高く跳ぶ人ほど
深くしゃがんでいるのかもしれません。

もし今、
思うように進めない人がいたら、
どうか自分を責めないでください。

あなたはいま、
落ちているのではありません。

次のジャンプのために
力をためている途中なのかもしれません。

そして、
人生で本当に大切な勇気は、
最初の一歩よりも、
何度でも立ち上がる勇気なのだと
私は思っています。

その一歩はきっと、
あなたが思っているよりも、
ずっと高く、遠くへと
つながっていくはずです。

画像

 

今日も私の小さな言葉が
誰かの小さなお守りになりますように

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