2026.02.22
こころの港
感謝

こどもたちは
毎日、小さな船で
海へこぎ出しています
学校という海
友だちという波
挑戦という風
楽しい日もあれば
ちょっと疲れてしまう日もある
だからこそ大切なのは
「安心して帰れる港」があること
家という港
学校という港
地域という港

港は、できれば
3つは持ってほしい
ひとつだけだと
その港が閉じてしまったとき
船は行き場をなくしてしまう
だから、いくつかの港を持っていてほしい
そして—
相談できる人も、3人
ひとりだけだと
その人が忙しかったり
受け止める余裕がなかったとき
「聞いてもらえなかった」
という寂しさが残ってしまう
でも、3人いればいい
先生でも
友だちでも
親でも
地域の大人でもいい

「この人なら話せるかも」
という存在が、いくつかあること
chatGPTでもいいよね
さらにもうひとつ大切なのは
自分でできるセルフケアも、3つ持つこと
深呼吸をする
好きな音楽を聴く
ノートに気持ちを書く
散歩をする
あたたかいお茶を飲む
自分のこころを
自分でそっと整える方法を
いくつか知っていること
そこにはこころを給油できる場所があります
やさしい言葉
あたたかいまなざし
「おかえり」と言ってくれる人
こどもだけではありません
大人だって給油が必要です
先生も
保護者も
支えている人こそ
安心安全な港が必要です
誰かの港になること
そして、自分にも港を持つこと
3つの港
3人の相談相手
3つのセルフケア
それが、こころの備えになります
安心できる場所があるから
また前へ進める
波があっても
風が強くても
帰れる港があるから大丈夫
そんな社会を
みんなでつくって
いけたら嬉しいです
そして私は、灯台でありたい
真っ暗な海の中で
行き先が分からなくなった船を
そっと照らす光でありたい
嵐を止めることはできなくても
波を消すことはできなくても
「ここに港があるよ」
と伝える存在でありたい
迷ってもいい
揺れてもいい
けれど
ひとりではないとわかる光を
こどもも大人も守る
「こころの港」を信じて
その場所へ帰れるように
私は静かに
あたたかく
照らし続けたい

わたしのこの想いが、皆さんにとって
小さなお守りになりますように