ブログ・皆様からのご感想

2026.02.24

脇役になれる強さとは?

こころ

 

コミュニケーションをズバリ一言で言うと、何だと思いますか?

 

会話でしょうか。
対話でしょうか。
思いやりでしょうか。
心でしょうか。

 

 

どれも正しい。
どれも大切です。

 

けれど——

 

もし「たった一言で」と言われたら。

 

私はこう教えてもらいました。

 

コミュニケーションとは、「態度」である。

言葉の前に、態度がある。
正しさの前に、在り方がある。

その一言を聞いたとき、
私は自分のこれまでの会話を振り返らずにはいられませんでした。

 

言葉より先に、態度が伝わっている

 

たとえば「大丈夫?」という一言。

目を見て、身体を向けて言う「大丈夫?」と、
スマホを見ながら言う「大丈夫?」。

同じ言葉なのに、届く温度はまったく違います。

 

 

そして、もう一つ。

 

 

「ごめんね。」

 

 

・相手を見ずに早口で言う「ごめんね」
・言い訳を添えた「でもさ、ごめんね」
・形だけの「はいはい、ごめんね」

 

それは、謝罪というより“終わらせる言葉”になってしまいます。

 

 

一方で、

・相手の目を見て
・少し間を置き
・相手の気持ちを想像して言う「ごめんね」

そこには、責任と敬意があります。

 

 

同じ言葉でも、
態度が違えば、誠意の重さが変わる。

 

 

言葉よりも先に、
態度がメッセージをつくっているのです。

 

 

長い関係ほど、主役を奪いやすい

 

 

関係が浅いとき、私たちは丁寧です。

 

 

最後まで話を聞く。
気持ちを想像する。
言葉を選ぶ。

 

 

でも、慣れてくるとどうでしょう。

 

「どうせ分かっている」
「それ違うよ」
「だからさ」

 

 

気づかないうちに、
会話の主役を自分に引き寄せてしまう。

 

話をかぶせる。
正論を急ぐ。
結論を押し出す。

 

悪気はないのです。

でも、相手の心は静かに置き去りになることがあります。

 

 

人生の主役は自分。でも——

 

 

人生の主役は自分です。

自分の人生を生きるのは、自分しかいない。

 

 

けれど、
コミュニケーションの時間だけは違います。

 

 

会話の時間は、
目の前の人を主役にする時間。

 

 

自分の正しさを証明する場ではなく、
相手の世界を聴かせてもらう時間。

 

とくに「ごめんね」と言う瞬間は、
自分が主役を降りる瞬間です。

 

 

でもそれは、負けではありません。

 

関係を守るために、
自分の立場よりも相手の気持ちを優先する選択。

 

 

それが、脇役になれる強さ。

 

主役でいる力も大切。
でも、脇役になれる力は、もっと成熟した力です。

 

 

態度は、性格ではない

ここが一番大切なところです。

態度は、生まれつきではありません。
選べるものです。

そして、トレーニングできます。

・身体を相手に向ける
・目を見る
・最後まで遮らずに聞く
・「でも」ではなく「そうなんだね」と受け止める
・一呼吸おいてから言葉を出す

 

これは才能ではなく、習慣です。

 

 

性格はすぐには変えられないかもしれない。
でも態度は、今日から変えられる。

 

 

「私はこういう人だから」は、
成長を止める言い訳かもしれません。

 

 

脇役になれる強さとは?

 

 

それは、
自分の正しさよりも関係を選ぶ力。

自分の感情よりも、相手の気持ちを想像できる余裕。

スポットライトを譲る勇気。

人生の主役は自分。

でも会話の時間は、
相手を主役に。

その積み重ねが、
信頼をつくり、関係を深め、未来を変えていくのだと思います。

今日から私は、
話す前に一呼吸おきます。

 

目の前の人を主役にして、最後まで聴きます。

 

「性格だから」と言い訳をせず、
態度を磨く人でいることを選びます。

 

脇役になれる強さを、
私は育てていきます。

 

 

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