ブログ・皆様からのご感想

2026.02.23

命を使うということ~人生のボーナスステージに立って~

いのち

 

私と同じ年頃の方が
お亡くなりになりました

 

この方のことは
ここでは詳しく書けませんが

 

長い闘病生活の末だったと聞き
胸の奥に、あの日の記憶がよみがえりました

 

 

私は、年子の兄を二人亡くしています
40歳と、52歳

 

 

命は、当たり前ではない

それを、身をもって知りました

 

 

すぐ上の兄は、38歳で急性骨髄性白血病を発症しました

2年間の闘病

再発

そして「寛解」と言われた直後、間質性肺炎を併発

 

 

人工呼吸器をつけなければ命の保証はない
けれど、一度つければ外せない可能性が高い

 

 

まだ2歳と4歳の息子がいました
兄は言いました

 

 

「生きたい。俺は子育てがしたい」
「生きられる可能性があるなら、つけてくれ」

覚悟の決断でした

 

ですが、そのまま戻ることはありませんでした

40歳でした

 

 

私は兄が大好きでした

 

 

どんなときも励ましてくれた人

この人がいなくなったら、私はもう頑張れない
そう本気で思っていました

 

「祈れば死なないんじゃないか」
「祈れば生き返るんじゃないか」

 

 

そんなことさえ考えました

 

 

でも、現実は残酷でした

 

 

兄が亡くなったとき、
私は涙も出ませんでした

 

 

受け入れられなかったのです

 

 

 

私たち兄妹は、幼い頃から父の虐待を受けて育ちました

中学2年生のとき、若い女性教師が父に立ち向かい
私たちの命を救ってくれました

児童養護施設での生活
兄も私も15歳で社会へ

 

 

辛いこともたくさんありました

 

 

こころ折れそうな日もありました

 

 

どんなときも兄は言いました

 

 

「あの虐待生活は終わったんや」
「俺たちは生きてる」
「変えられへん過去にエネルギー使うのはやめようや」

その言葉に、私は何度も救われました

 

 

 

人工呼吸器をつける直前
兄は私を病室に呼びました

 

 

「俺は今まで欲だらけやった」
「家も、車も、時計も、お金も欲しかった」

 

「でもな」

 

「生きるか死ぬかになったら、願いはひとつになる」

 

「生きたい」

 

「これだけや」

 

 

そして、私に言いました

 

 

「妙子、ええか」

 

「生きてるうちに命を使えよ」

 

 

兄の死が
私の人生を変えました

 

 

今、私が「いのちとこころ」を伝える活動をしているのは
あの言葉があるからです

 

 

私は今、生きています

 

 

子育ても終わり
人生のボーナスステージに入りました

 

 

画像

 

 

もしかするとあの世が本来の場所で
この世は人生を体験する舞台なのかもしれません

いのちは買えない
いのちはひとつ
人生は一度きり

 

 

あなたは、
今日という一日を
何に使いますか?

 

 

本当は伝えたいのに、
まだ伝えられていない言葉はありませんか?

 

 

会いたいのに、
後回しにしている人はいませんか?

 

 

「いつか」ではなく
「いま」だからこそできることは何でしょうか?

 

 

私たちは、生きている限り
命を使い続けています

 

 

どう使うかは
自分で選ぶことができる

 

 

今日もまたいただいた命を
大切に使っていきたいと思います

 

 

あなたは
あなたの命を
何に使いますか?

 

 

画像

 

 

明日は、お別れではなく
いつかまた向こうで会うための約束をしてきます

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