ブログ・皆様からのご感想

2026.02.04

こころの防犯カメラ

日常


小学生高学年向けの
お話しを作りました

このお話しは
男の子がいいなと思って
TAEKOちゃんを
男の子にしてもらいました

名前は
たぁ坊くんです

TAEKOちゃんと
たぁ坊くんは
双子という設定に
なりました

 

可愛いね

 

 

今回は
たぁ坊くんが主人公の
とっても素敵な
お話しになりました

 

 

 

『こころの防犯カメラ』

 

むか〜しむかし

…というほど昔じゃない

 

あなたが毎日通っている 
学校や
おうちや
ゲームの中にも
つながっている
そんな世界のお話です

 

 

ある日
ぼくは気づいたんだ

町には
たくさんの
防犯カメラがある

コンビニにも

駅にも

学校にも

「見られてるから
悪いことしちゃダメなんだ」

ぼくは、そう思ってた

 

 

でもね

ある日
誰も見ていないところで
ちょっとだけ
悪いことを
しそうになった

だれもいない

ばれない

みんなやってる

 

 

今なら大丈夫

 

そのとき――

 

**ピピピッ**

音はしないのに
なぜか胸の奥が
チクッとした

「あれ?」

その瞬間、
ぼくは見た

目じゃない

画面でもない

自分の心の中に、
カメラがあるのを

そのカメラは
ぼくの顔を映していた

悪いことをしたあとの
ちょっとかっこ悪い顔

言いすぎたあとの
モヤっとした顔

でも


ぼくはまだ

なにも

していない

 

だから
映っているのは
迷っているぼく

 

そのとき
心の中で
小さな声がした

 

「このあと、
どんな自分でいたい?」

 

ぼくは、
少しだけ考えた

強い自分?
やさしい自分?

それとも
あとで後悔しない自分?

 

ぼくは
一歩、止まった

 

深呼吸をした

 

そして
悪いことをするかわりに


言葉を変えた


行動を変えた

 

 

その瞬間――

心の防犯カメラに
別の顔が映った

ちょっと照れた

でも

少し誇らしそうな顔

 

ぼくね
そのとき
わかったんだ

心の防犯カメラは、
ぼくを捕まえるために
あるんじゃない

ぼくを守るために
ずっと一緒にあるんだって

誰も見ていなくても
心の防犯カメラは
ちゃんと映している

そして
ぼくが
「いいほう」を
選んだ瞬間を
いちばん大切に
残してくれる

だから今日も
ぼくは知っている

誰も見ていなくても
ぼくは、ぼくを見ている

それでいい

それがいい

おしまい

 

この「ぼく」は
ここにいる
みんな一人ひとりです

 

素敵なお話しが

できました(泣)

 

来週の小学校で

私のナレーションで

お話ししてきますね

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