2022年12月1日(木)
京都府与謝野郡伊根町
人権問題研修会
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今夜は伊根町役場で
町民の皆様へ
ヤングケアラーをテーマに
お話しさせていただきました

『すべての子どもの人権を守るために〜ヤングケアラーの現状と今後の展望〜』

このテーマは、これまで
ずっとお断りをしてきた
テーマでした

伊根町さんから
ご依頼があった時も
他の講師さんを
ご紹介しますと
ご提案しましたが
伊根町の教育長が
過去の産経新聞の連載や
記事を読んでくださり
虐待を受けていた小学生の頃から家の家事をしたり
兄たちは新聞配達も
していましたから
『島田さんのお話しを
ぜひお聴きしたい』と
熱望してくださり

自分たちはヤングケアラーではないと思っていましたが、過去のことを振り返り20代、30代の頃の
子育てしながらの介護も含め、若者ケアラーでも
あったんだなと感じました

家のお手伝いをすることで
自分の存在が認められる

親の負の感情、怒りの感情さえも受け止めている
子どもたちは多い

ただ、子どもたちは家庭の事情を話すことで
大切な家族が責められたり
悪く思われることを恐れていることも多いです

大切なのは事実を無理に突き止めることでありません

子どもたちにとって
話したくなる信頼できる大人がいてくれることが
やはり大切です

また『ヤングケアラー』という言葉は、そんな子どもたちを大人が理解するための言葉であって
子どもたちに自覚を迫るために使わないように配慮していただけたらと思います

子どもが子どもで
いられますように

冷たい雨がふる中
たくさんの方が関心を持って参加してくださいました

伊根町の皆さん
ありがとうございました