ブログ・皆様からのご感想

2019.10.24

少年からのラブレター

島田妙子講演アンケート

☆感想のご紹介です☆

昨年の感想もまだご紹介できて
おりませんが、ご紹介させてください♫

先月、大阪の少年院で

少年たちに幸縁させていただきました

そして少年たちが書いてくださった感想の抜粋をお送りいただきましたので、ご紹介させていただきます。

●今日の講演を聴いて、正直胸が痛くなりました。島田さん自身の体験談はドラマみたいですごいなと思いました。それほど虐待はいけないことなんだと感じました。虐待を受けている子どもは言いたくても言えない。言えばまた暴力を振るわれるという繰り返しで、聴いていられないぐらい可哀想でした。そんな子どもに残された選択肢が「ガマン」ということに腹立たしく思い、自分なら耐えられないと思いました。そんな中、のちの人生を大きく変える教師との出会いがあり、とても安心しました。その教師が言った言葉が印象に残っています。自分より弱い者に手をあげる情けない大人を救うというのは本当にすごいと思いながら聴いていました。最後に島田さんが言っていた「文字書け、汗かけ、恥をかけ」を頭に入れておこうと思います。自分もよくイライラするので感情が出るので、それを文字にみようと思います。これから汗水垂らして必死に働きます。そして様々なことにチャレンジして恥をかいて成長していきます。今日はたいへん勉強になりました。

●今日の講演を聴いて、僕は思わず泣いてしまいました。僕も家庭環境は良くなくて10年近く施設で過ごしたこともあり、父親も暴力ばかりの人間だったので、すごく重なり思い出してしまいました。以前から子どもに手を出すような人間にはなりたくない、自分と同じような思いはさせたくなくないと思っていました。今日の講演を聴いてさらにその思いが強くなりました。そんな親には絶対なりたくないと思いました。子どもを幸せにするためには、まず自分自身が余裕のある人間でないといけないし、子どもに我慢させないようにしっかり働いて、今のうちから貯金していこうと思いました。

● 島田さんの講演を聴いて、僕自身、父親に今だったら虐待とみなされるような暴力を振るわれていました。自分が悪いことをしているから、しつけと虐待の区別がつかず、当時はとても嫌だったし、父親みたいな親には絶対にならないと思っていました。そういったこともあって、今日の講演の内容はスッと入ってきました。そして、島田さんの心の強さにはびっくりしました。僕なら父親が弱っていても病院に行けなかったと思うし、ずっと許せなかったと思います。島田さんが,虐待のことや親のことを言い訳にせず、生きていることは僕にはまねできません。また,怒りについてアドレナリンが出て、 それが消えるまでには6秒かかるということを教わりました。たしかに頭に血が上っている状態で行動すると後悔することが多いし、6秒待つということを教わったので、試してみようと思いました。最後に、虐待はいけない,、ということを改めて強く心に刻むことができました。
● 親というのは、優しくて子どもを大事にしているのが普通というのが頭の中にあったので、島田さんの話を聴いて、とても驚きました。家にいることが恐怖というのは、子どもにとってとても苦しいことだと思います。勉強をしても、何をしても父親から暴力を振るわれるというのは自分なら耐えられないと思います。自殺を図ったことが2度あるとおっしゃっていましたが、小にいちゃんという存在は、島田さんにとって人生を左右するとても大きな存在であったと思います。あの時、自殺を止めてくれていなかったら、今日、 自分たちは話を聴くことができなかったはずです。今後も,島田さんと同じような思いをしなくていいように、亡くなった小にいちゃんのためにも、たくさんの人に伝え続けてほしいと思いました。

● ご自身の体験したことを細かく話していただいて、おそらく思い出すだけで辛いことだと思いますが、それでも命の大切さや怒りの感情について語っていただきとても心に響きました。虐待を受けている人の意志だけではなかなか解決できないことだと思います。すべての人や子を持つ親が怒りの感情や自分自身のことをもっと知って、感情をコントロールする努力をすれば虐待の被害を受ける人は減るかもしれないと思いました。これまで散々暴力を振るわれてきたけど,最後は自分の過ちに気づいて、自分を責めて、苦しい思いをした島田さんの父親のような人を少しでも減らしたいとおっしゃっていましたが、その話を聴いて、もちろん暴力を受ける側が一番辛く、苦しいことだと思いますが、暴力を振るっている側も心のどこかに悲しみや苦しみを抱えているのかなと思いました。怒りの感情は突発的に表れることも多く、なかなかコントロールが難しいですが、思うがままに吐きだしても誰にもメリットはないと気づきました。6秒ルールとおっしゃられていましたが、まず深呼吸をして、アドレナリンが消えるのを待ってから判断してみようと思います。話し方もとても上手で、終始集中して聴くことができました。


少年たちは私の講演の後に
感想を書いてくださったそうですが
そこから抜粋して送ってくださいました。

これまでの壮絶な人生を経験しながらも
児童虐待防止に向けて社会に
メッセージを送り続け、ご活躍されている
島田様からお話しを伺うことで
多くの少年が勇気と希望を
持つことができたようです。

御講演での力強く前向きなメッセージは
少年たちに明るい展望と元気を
与えていただいたと大変有り難く感じております。

少年院の院長様からも
とても嬉しいメッセージを
いただきました☆

私は誰も助けることはできません

本当に些細なきっかけだけしか
お役に立てることはできませんが

私も15歳から20歳になる頃までは
カッコイイ大人に出会いたい‼

「こんな大人になりたい」

憧れの人を見つける事だけ
だったかもしれません

今回の少年院では
もう、みんなのお母さんの歳を
越してるかもでしたが

お姉ちゃんであり
お兄ちゃんであり
お母さん、お父さん

もしかしたらお婆ちゃんかもですが
このような機会をくださったことに
心から感謝です☆

人生は自分で決めます‼

どう生きるかも
何を幸せと捉えるかも

自分次第です…

くれない病には要注意ですね

分かってくれない
助けてくれない

そんな時もありますが

今日の生命に感謝できれば…

明日は三重県松阪市へ
行ってきます☆

明日もとても楽しみです♫

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